金属やガラス、宝石を素材に、手仕事による工芸品を創作
アートクラフト科では、手仕事により工芸作品を創作します。取り扱う素材は金属(銀・銅・鉄等)やガラス、宝石など。これら様々な素材からレリーフ、銅鍋、花器、食器、ジュエリー(指輪、簪[かんざし]、帯留、シルバーアクセサリー)有線七宝、トンボ玉、鍛鉄家具といった、工芸・彫刻作品から宝飾品、雑貨、日用品まで幅広く立体作品の制作を行います。
授業ではデザインから制作までの理論と技術を学び、美術造形に欠かせない構成力やデッサン力、自由な感性も磨きます。
本校の卒業生の中には伝統工芸の世界で人間国宝に認定された方もおり、伝統技法の継承者として彫金、鍛金、鋳造の金工技法を身に付けつつ、現代的な感覚をもって作品制作を追及できる人材を育てます。
生徒一人ひとりが自ら考えたデザインを手仕事でかたちにし、さらにそれらを自分で使ったり身に付けたりできるのもアートクラフト科の特徴。手作りの工芸作品を日常生活に取り入れながら、豊かな暮らしのためのものづくりを探求することを教育の目標としています。
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