工作機械を駆使してオリジナル作品を製作
マシンクラフト科は、「マシンで創る自分のかたち」をキャッチフレーズに、工作機械を使ったものづくりやデザインの基礎を学びます。
世界で一つだけのオリジナル作品をより美しく、より素晴らしい作品にしていくため、イメージをかたちにするためのデザインや、加工方法や仕組みを考えるための制作図について学び、いろいろな材料について特性を理解し、さらにアイデアをかたちにするさまざまな加工技法を身につけます。
また3年生になると、2年生までに生徒一人ひとりが身につけた技術・知識を集結させて一つの作品を製作します。高校生活の集大成となる協同製作を通じて、クラスの結束を深めるとともに、人間関係づくりやコミュニケーション能力を養うこともマシンクラフト科の特徴。きっと、ほかの高校では味わうことのできない貴重な経験となるでしょう。
担当教諭
から
『マシンで創る自分のかたち』をキャッチコピーとするマシンクラフト科は、工芸高校で唯一「金属を工作機械で加工する」ことのできる学科です。でも、それだけではありません。デッサンやグラフィックデザイン、製図、樹脂造形など、様々な分野を少しずつ学んでいきながら、自分の得意なことを見つけていきます。課題が多岐に渡る分、毎学期末には制作に追われる姿をよく目にしますが、それを幾度も乗り越え卒業する頃には、幾多の作品とともに『自分のかたち』が創られます。中学生の皆さんが、どんな自分をかたちづくるのか。やる気ある皆さんの入学を楽しみにしています。(仲三河先生)
在校生
より
マシンクラフト科では機械を使った実習だけでなく、手作業による作品の制作も行うため、多くの加工方法について学ぶことができます。製図など初めて教わることも多いと思いますが、その数だけ自分自身を成長させることができます。幅広い分野の中から自分の好きなものを見つける。その過程でつくりたいものをつくる能力が身につけられる。それがマシンクラフト科の特徴だと思います。(2019年度2年 新城くん)